40歳になった
先日、40歳になった。
山田風太郎の人間臨終図巻1の「40歳で死んだ人々」の項によると、石田三成、エドガー・アラン・ポー、ジョン・レノンは40歳で死んだそうだ。歴史に名を残した偉人ばかりだが、ここにあげた3人はもれなく、ひどい死に方をしている。
かの村上春樹は人生の折り返し地点を35歳だと決めていたと、どこかの文章で読んだことがある。
私も40歳になって真っ先に思い浮かんだのは、自分の人生も折り返し地点が過ぎたんだな、ということだった。
村上春樹は35歳と言っていたけど35歳はちょっと中途半端なので、これからは人生の後半は40歳からということにしたい。
なんとなく悲観的で感傷的なことを書いてしまいそうだけど、(実際、毎日を基本ネガティブなことばかり考えながら暮らしているのだが)長い目でみて振り返ってみると
私の人生はどんどん良い方向に向かっている
気がしている。ていうか、確実に良くなっている。具体的な事象を全てここでは挙げられないのだが、1つ小さな例をあげると、Jリーグの試合が家でいつでも見られるようになったことは、私のサッカー観戦の歴史にとっては非常に大きい成功といえる。
地上波NHKで観れるのが鹿島と磐田のカードしかなかった2強時代。NHK-BS、スカパーそしてDAZNへと変遷していったさまは、まさにJリーグ視聴環境の高度成長期と言える。
さて、最後にもう一つ重要なことを述べておきたい。
これは私が小さい頃から何となく自分について一貫して感じていることで、40歳まで生きてこれたことにも関連していると思っている。
私はなんだかんだで運がいい人間だ
結局、私は運が良い人間だと思っている。
そう私は本当に運が良いのである。
先日もTwitterのとあるキャンペーンでAmazonギフト券が2,000円が当たった。
こんなん普通ある?
ないでしょ?
というわけで、私と関わる人間ももれなく運が良くなります。
私を見捨てると運を取りこぼしてしまうでしょう。
というわけで、最後ちょっと宗教ぽくなったが、要するに40歳からもがんばっていきます。
※ トップの絵は40歳記念に描きましたが、本文とは関係ありません。
- 作者:山田 風太郎
- 発売日: 2011/11/02
- メディア: 文庫