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城南FC 2 - 0 G大阪

敵地でACLグループリーグ第2節。 城南は韓国リーグ9位。カップ戦優勝でACL出場。 ゼロックススーパーカップと違うメンバーは、米倉、小椋、リンス、阿部。宇佐美、赤嶺はベンチスタート。岩下は帯同もしてないようだ。 健太はターンオーバーを考えてない(コンディションのいい選手を起用する)と言っていたが、結構考えてると思う。

前半、小椋がPAで相手選手を掴んでPKを取られる。相手外国人FWがきっちり決めて先制を許す。小椋は足元の技術が足りない感じ。キックの精度もよくない。 遠藤経由のパスで相手剥がすと、受け手は前を向けたところは可能性は見えたが、最後のシュートまではなかなかいけなかった。ガンバは右サイドのパトリックに向かってロングボール、パトリックが前線で粘ってCK奪取。という攻め手しかなかった。前半は特に見どころもなかった。

後半。小椋→明神。「明神が入ってバランスが良くなった」と解説の城さんも言っていた。低テンションで的確な城さんの解説は嫌いだ。何度かサイドバックが上がって深いところからセンタリングという場面が見られた。右サイド米倉からのセンタリングいくもGKに弾かれた。左サイド、オ・ジェソクからのセンタリングで阿部がシュートを放つがGK正面。どちらもチャンスになったが決められなかった。 そしたら、敵のチャンス。セットプレーからのこぼれ球がうまいぐあいに相手に渡り、後から詰め寄った丹羽が切り返しについていけず、2失点目。勝負あり。 米倉→藤春。阿部→宇佐美。倉田からの浮き球をPAで宇佐美がバックヘッド。これは結構惜しかった。カウンター、遠藤のパスから宇佐美がGKと1対1になるが、ボールが足元につかず絶好機をものにできず。 城南は、球際が強くハードワークするチームだった。そんなに強くない(ACLで優勝するような力はない)と思うが、そんなチームにガンバは勝てなかった。

ちなみに城南は元々は巨大な宗教団体がスポンサについてたチーム(城南一和/ソンナムイルファ)だったが、スポンサーが撤退して市民クラブになったようだ。ガンバもACLで対戦したことがあるが、その時は、スタジアムにサッカーには興味がなさそうな信者がたくさんいて狂気じみた黄色い声援を送っていた。昨日はそのようなミーハーな観客はいなさそうだった。以前は韓国のレアルなんて言われて金満クラブのイメージがあったが、ユニフォームも黄色から黒になって、サッカーのスタイルも含めてずいぶんイメージが変わった。今のほうが好感が持てるのは言うまでもない。