どんどこすすむの日記

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年末

急に寒くなってきた。 2020年。今年ほど早く過ぎ去った1年はなかったのではないか、というぐらいあっという間だった。 来年も言ってそうだが。

少し時間ができたので、家の片付けをしている。

我が家は中古の一戸建てで、前に住んでいた人が家で子供向けの塾を開いており、それでホワイトボードが家にあった。家を譲り受ける時、私の希望でホワイトボードはそのまま処分せずに残しておいてくれとお願いしたのだった。子供の落書きや勉強に役立つのではという考えからだったのだが、私の思惑どおり落書き帳や、学校ごっこの黒板役など大いに活躍してくれた。勉強はあまりしてなかったと思うが。少し名残惜しいが、片付けの機運が高まっている今、お役御免で処分することにした。

念願である。自宅作業用の椅子を買い替えた。10年以上前に買った椅子に不満を持ちながら、今まで使っていたわけで、我ながら想像を絶するルーズさである。 実際、「よし、椅子買い替えよう!」と思いたって、車でホームセンターに行き、オフィスチェアコーナーで、椅子を物色して購入、そして家に持って帰る。所要時間は1時間30分。 10年来の夢があまりにも、あっさりと済んだので、なんとも言えない気持ちになった。新しい椅子は座り心地良くて最高。

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本の整理はこれから。この写真以外にも大量にあるので、捨てる、あげる、売るかして、まずは減らしていかねばならないが、それでも残ってしまう本を収めるスペースと箱も欲しい。最近はKindleで買うようにして物理本は増やさないようにしてはいるのだが、Kindleで電子本買った後に、やっぱ紙の本欲しいよね。みたいになって、同じ本を買いなおしてしまうような不毛なことをしてたりする。物理本、電子本どちらにも良し悪しがあるが、金銭的、物理的な制限がなければ、物理本一択ではある。

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最近、印象的だったこと。小学生の娘の友達が私の家に遊びにきた時に、家の中をみて「(娘の名前)ちゃんの家ってめちゃくちゃきれいだね!」と感動したように言うのである。家を褒めてもらって嬉しい反面、他人の家に、あまりあがったことがない子なのかな?、それとも自分の家が相当散らかっているのか?と不思議に思った。なぜなら、我が家はお世辞にも片付いているとは言えない。しかし、2度目に遊びにきた時も同じように「めちゃくちゃきれい」と言うのである。その子がお世辞や嘘を言っているとは思えないし、やはりその子からみて我が家の中は「めちゃくちゃキレイ」と感じる何かがあるんだと思った。

時々、散らかった家の中の写真をSNSにアップしたりする。深い意味もないのだが、あえて言語化してみると、それが私にとっては美しいと感じたから。という回答になる。写真に写っている目に見える具体的な対象はあまり関係ないかもしれない。娘の友達の女の子も、我が家の中にかけがえのない何かを感じとり、それを慈しむように眺めていたのではないか。私はその女の子の瞳こそ本当に美しいと思うのである。