どんどこすすむの日記

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リモートチームでうまくいく

一ヶ月前に読んだので、すでに内容がうる覚えになっているのだが、チーム開発本の読書感想、第3弾「リモートチームでうまくいく」

「納品」をなくせばうまくいく と同じ著者が書いたリモートワーク(いわゆる在宅勤務)本。著者が経営する会社では全社的にリモートワークという新しい労働形態を積極的を取り入れており、その中で得られた経験やノウハウ、リモート環境でいかにして、他のメンバーと連携して作業を進めていくかなどについて書かれている。私の会社でもリモート勤務が可能ということもあり、非常に関心の高いテーマだったので今回手に取ってみた次第である。

リモートワークで本当に大丈夫なの?

いろいろと細かい内容はさておき、”リモートワークで本当に仕事がちゃんと回るんですか?”という世の中一般的な問いや批判に対して、”はい。ちゃんとできますよ”と、答えている本だった。以下に、印象に残った部分を箇条書きしていく。

リモートワークに適した職種

どんな職種でも実現できるわけではない。現場での物理的な作業が伴う仕事や、その場にいることに価値があるような受付や接客の仕事ではリモートワークは不可能。リモートワークができる仕事の種類は頭とコンピュータを使ってする仕事。例えば、ライターやイレストレーター、ソフトウェア開発など。

チャット(テキスト/ビデオ)による雑談を推奨する

オフィスの同じ空間で仕事をしてる場合、その場のちょっとした雑談から情報共有・問題解決・新しいアイデアが生まれることもあるが、リモートでチーム作業をする場合、それが難しいので、あえて雑談を推奨し、ツールを使ったコミニュケーションを意識的に行う。(確かにちょっとした質問や相談に躊躇してしまうのはあるなー)

チャットでも気軽に質問や相談しやすい空気を作る

些細なことでもチャットで発言しやすい空気を作る。絵文字を多用したり、仕事中はメンバー全員の顔がWebカメラに映し出されている。(これは恥ずい!)

セルフコントロール

仕事とプライベートの切り分けが自由なので、ついつい仕事しすぎてしまったりするのを自分で抑制できなければならない。適度に休まなければ効率がかえって悪くるなる。自分を律することができなければリモートワークは上手くいかない。

新人のリモートワークはNG

著者の会社では新人はリモートは禁止して、師匠の元でセルフコントロールできるまで修行させる。(これは多分正しい、自分が新人だったら絶対サボると思う)


私(どんどこすすむ)のリモートワーク

でもって、現在私も週2日リモートで仕事しており、まだまだ自分の中でも試行錯誤中の段階ではあるが、短い期間でリモートワークを体験してみた実感を箇条書きしていく。

通勤しなくてもよいありがたさヤバい

自宅とオフィスの通勤時間は片道1時間30分、往復で3時間は通勤に使用しているが、自宅作業では3時間がまるまる浮く。そして、通勤に伴う心身の消耗がゼロになる。
通勤とリモートで同じ仕事量だとしたら、通勤の分だけHPとMPがどんどん削られていく。 現在は、週2日、火曜と木曜がリモート日となっていて1日おきで通勤する形だが、それだけでもだいぶありがたい。

通勤しなくてもよいありがたさヤバい(2)

片道1時間30分といっても、通勤というものは、いろいろな要素があるわけで、その中でも電車通勤というものは、東京に暮らす我々にとっては非常に厄介なものであることは、私が語るまでもないことではあるが、混み合う車内、日常的な電車遅延、大きな声でしゃべる人、ドア付近で頑として微動だにしない人、やたら体が熱い人、空いてる座席にものすごい勢いで座ろうとする人、私の頭上のつり革を背後から持つ人、雨の日に曇るメガネ、車内で飛んでいる虫が自分に止まるのではないかという恐怖、邪魔なリュック、年に何度かやってくる今すぐトイレ行かなヤバいやつ、効きすぎの冷房、着席時に老人かどうか微妙な見た目の人が前に立っている、などなど、電車通勤による我々に降りかかる災難は数え切れない。

通勤しなくてもよいありがたさヤバい(3)

あと、雨ん時とか会社行くの超めんどいやん。傘さしてもズボンの下の方ビショビショになるやん。通勤中ずっと傘持つの荷物が増えて嫌やん。駐輪場でカッパのズボン脱ぐの何か恥ずいやん。そんな朝「今日は雨なので自宅作業にします」とか言えたら、それって素敵やん。

セルフコントロールとは

著書の中でもセルフコントロールという言葉で触れていて、リモートで仕事とプライベートの区別がつかなくなって仕事をしすぎる懸念を述べていたが、私の見解では、自宅作業中のセルフコントロールとは以下の3点になる。

  • TwitterFacebook、または怪しいサイトを見てはいけない
  • 眠いからといって布団で横になってはいけない
  • 昼間からビールを飲んではいけない

子育てとリモートワーク

今住んでいる場所(都心から離れた郊外)は、妻の実家徒歩10分のところにあり、ご両親が何かと子供の面倒を見てくれるので、大変助かっているし、また35年ローンで家を衝動買いしてしまったため、おいそれと引っ越すこともできない。住む場所を選ぶ時に職場への通勤時間と子育てへの影響を天秤にかけて、だいぶ悩んだけど、リモートワークであれば、通勤時間を考えないですむので、子育てを優先した住環境を積極的に選択できるはずだ。また、どんどこ家では妻も私も週5のフルタイムで働いているため、私がリモートの日は浮いた3時間を利用して、保育園の送り迎えや家事の一部を手伝えるようになって、より子育てしやすい環境になったと思う。


未来

最後に、著書を一部引用

とても特別な働き方のように感じるかもしれないが、こうした働き方はこれからのスタンダードになっていく可能性は高いでしょう。 リモートワークを実現するための環境は既に整っているし、マネジメントの仕方についても、本質的にこれまでと違いはありません。 事例や情報が増えるにつれて、自分もリモートワークをしたい人が増えてくるでしょう。 そうなった時、リモートワークができる企業かできない企業かが、求人上の大きな要素になります。 求職者がどちらの企業を選ぶのかは明白ではないでしょうか。