どんどこすすむの日記

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鳥栖 1 - 0 G大阪

1週間のオフをはさみ、J第2節アウェイ、サガン鳥栖戦。 メンバーは藤春、オ・ジェソク、明神、倉田、大森、宇佐美、パトリック。 鳥栖は、キムナミ、藤田、豊田、池田、あと韓国人3人。監督は今年から森下仁志監督。今、Wikiで調べると選手時代にはガンバにも(95〜01)所属していたようだ。そうだっけ、全然記憶にない。この時期は自分もそんなにガンバを追っかけてなかった。(地上波のJリーグの試合はジュビロアントラーズの試合ばっかりだったし)

前半15分頃までは居間のテレビで観ていたのだが、土曜19時からNHKのBSでやってる「山賊の娘ローニャ」を娘が観るため、サッカー中継が観れなくなった。 これは困ったと思い、急遽スカパーのオンデマンド放送に登録した。しかし、登録に手間取りiPadでようやく視聴できるようになったのは、前半終了間際44分頃。同時に「山賊の娘ローニャ」も終了したので、テレビ観戦に切り替えた。

視聴に関しては後手後手を踏んでしまったが、タブレットでもJリーグのLIVE中継が観れることについては、感慨深いものがあった。以前、集合住宅に住んでいた時はべランダの方角のせいでアンテナを設置することができなかった。CSはおろかBS放送も観れなく、BSでガンバの試合がある時は奥さんの実家で観せてもらったり、水曜開催のACLの試合などは会社の帰りにスポーツバーに寄ったり、それでも視聴ができない時は、2chなどからUSTREAMピアキャスで試合中継を流しくれる神を探し出しPCから途切れ途切れになる動画にイライライしながら視聴していたものだった。その後、テレビ放送のデジタル化になって集合住宅でもケーブルテレビが引かれてスカパーの契約ができるようになった時は、すごく嬉しかったことを覚えている。

さて試合。前半は0-0で折り返し、後半、鳥栖のカウンターが決まり元ジュビロにいた韓国人9番にあっさり先制を許してしまった。藤春も相手FWのマーク(視野には入れて)はしてたのだけど、一瞬のタイミングでニアに走りこまれた時に、ほんの1mぐらいマークを離してしまった。また、左サイドからのパスもキーパーとDFの間にタイミング良く入ってきた。受け手と出し手、マークとの駆け引き、少しでもズレていたらゴールにはならなかっただろう。

これでガンバは苦しくなる。オ・ジェソク→米倉、大森→阿部。点を決めないといけないガンバは2人代え。ガンバのボールを支配し、鳥栖がカウンターという構図。3人目、倉田→リンス。試合終了までの15分ぐらいは、ひたすらパトリック目掛けてロングボール、こぼれ球からチャンスを拾う形になった。得点の可能性が一番高そうなやり方ではあったが、鳥栖の粘り強い守備を破ることはできず、そのまま試合終了。鳥栖は思いどおりの戦い方ができ、ガンバは鳥栖の戦術を超えるプレーができなかったのが、文字通りの敗因である。東口をはじめ全体的にガンバの選手に躍動感を感じない。シーズン序盤でまだエンジンがかかっていないということだろうか。ACLで2敗、リーグで1分1敗。スタートダッシュに完全に失敗した。

余談。この試合の観客数が1万7千人。1つ前の鳥栖の開幕戦(相手は新潟)では1万1千人だったそうだ。対戦相手によってここまで観客数が違ってくるのは、まだそこまでチーム&サッカーが地域に根付いていないのかもしれない。ベストアメニティスタジアムは収容人数2万4千人の球技専用のスタジアム。少し遠いが一度は行ってみたい。